~ゆるっとサスティナブルな暮らし~
ヒトにも地球にもちょっと優しく生きたい私のブログ。
オーストラリアと日本を行ったり来たりしている2児の母。
エッセイ漫画を描いたりタロット占いが趣味。
はんなりぱろっとの日々の徒然体験談記録です。
(詳しくは、はじめましてのご挨拶を読んで頂けたら幸いです。)

スピード違反で罰金100ドルの御達しのレターが今朝ポストに届きました。5キロほどのスピード違反です。深く深く反省するとともに深く深く凹んでいます…。しくしく…。
こんにちは、はんぱろです。
今日のテーマは、「保育園、幼稚園が嫌い、もう行きたくない!」と、おっしゃるトマ子についてです。
そんなお子さんをもつお母さんも多いのではないでしょうか?
トマ子も、それはそれは本当に保育園、幼稚園が大嫌いでした。
どうやって泣きわめくトマ子を登園させようか?
お着替えもしないし、ベッドからも起きなかったり朝食も食べない。
なんなら就寝前から「明日絶対幼稚園行きたくない!」とスンスンって泣いてるんです。
4才の娘が毎晩まくらを濡らしながら眠るんです。

思い出しただけで泣ける。
私はそんなトマ子の様子に毎晩毎朝困り果てていました。
そんなトマ子も幼稚園の年長さんになりました。
(オーストラリアは2月が新学年スタート)
やっと泣きわめくことなく、登園できるようになりました。
(嫌がりはしますが。)
今日はそんなトマ子と私の、「親子で病んだ登園奮闘記~前編~」をつづりたいと思います。
もし、私と同じように悩んでいるママさんがいらっしゃいまいしたら、これを読んで頂き、共感したり、ほんのわずかでも参考になりますように…。
保育園なんて大嫌い‼号泣しながら通ったオーストラリアの保育園は慣れたのか?
「そういえば来年の2月からトマ子も幼稚園に行く年齢やな~」と、どこの幼稚園に通わせるのか、ちゃんと考え始めなくてはならない時期になりました。
現地の学校に通わせるのか、もしくは日本語学校に通わせるのか?
ここで迷ったのですが、日本語学校の学費を知り、あっさり現地の学校にすることに♡
あれこれと、どの園がいいのか調べ考えてみましたが、
「入園してみないとその幼稚園がトマ子に合うかどうかわからへん‼」ってことで我が家から1番近い幼稚園に決定!
我々の住む地位域では幼稚園に入園できる年齢は4才です。
6月生まれと7月生まれで分かれます。
幼稚園の申し込みも済ませて…、
さぁ!入園を待つのみ!
そこでやはり心配なのが言葉の問題!
トマ子は英語が話せない!
(なんなら私も。)
家族全員日本人のはんぱろ一家で育ったトマ子を英語環境に慣らすために幼稚園が始まるまでの間、週2で保育園に通わせることになりました。(約半年間)
それまで私と片時も離れずべったり一緒で、長い時間を私と離れて過ごしたことがないトマ子。
しかも言葉が理解できない英語環境の保育園にいきなりママなしで放り込まれる…。
え…。心配すぎる…。
保育園に初登園の日、少しでも周りの空気に慣れる為に30分程、私はトマ子と一緒に保育園内で遊び、
いよいよ、お別れの時間がやって参りました。
さぁ、どうなるトマ子?
初登園の結果は?
えぇ。
そりゃもう…地球の裏側まで聞こえたんじゃない?って声量で泣いたよね。
あれ?地面揺れた?
ってぐらいの声量だったよね。
満月を見てしまったサイヤ人かのごとく暴れたよ。
でも、そんな大猿で御乱心なトマ子を先生に託して保育園を後にしたんです。
「あぁ、トマ子大丈夫かな。」
「お水飲めるかな。」
「ご飯食べられるかな。」
「お友達と遊べるかな。」
「あんなに泣いて可哀想なことしたかな。」
「ごめん、トマ子。」
「いや、これも試練やトマ子。」
「ママとべったりの時期は終わったのだ。」
「あぁ、でもトマ子大丈夫かな。」
私の気持ちはぐっちゃぐちゃ。
そしてまめ子とトボトボと家に帰り、ホッと一息ティータイムを…、
って思ってたら早速保育園からの電話がなりました。
保育園の先生から「どうにもこうにも泣き止まないから、今すぐトマ子を迎えに来て。」
「right now‼」ってさ。
(早くない?30分も経ってないけど?)
とにかく私とまめ子はすぐにトマ子を保育園に迎えに行きました。
そしたら出入り口の扉にべったりとひっつき、リュックを背負い、顔を真っ赤にして、震えて泣いてこちらを見ているトマ子がすぐさま視界に入ったんです。
(↑リアルトマ子)
2年経った今でも鮮明にあの顔を思い出すことができます。
これがはんぱろ家の歴史に残るトマ子の初登園。
それから半年間週2で保育園に通いましたが、一度も泣かずに登園したことはありませんでした。
「保育園楽しかった♡」
な~んてことも聞いたこともなけりゃ、保育園が最後の日、先生方は「トマ子の声を聞いたことがないまま終わっちまったな。hahaha!」
と、おっしゃっておられました。
ほんま、hahahaでtohohoです。
半年間、トマ子の保育園生活はどんなものだったかと言いますと、
トマ子が登園し私と離れた後、先生は、トマ子にパンやマフィンを渡して泣き止ませたそうです。
(トマ子の食い意地よ)
そしてトマ子は出入り口に1番近い青いイスに座ってずっと時間が過ぎるのをジッと待つスタイルだったそうです。
遊具で遊ぶ子供たちを横目で観察しながら…。
(お外で遊ぶ時間や、ランチタイムやおトイレは先生が抱っこして誘導して下さっていたらしいです)
ランチについては、
保育園のランチメニューはピザやフィッシュアンドチップス(揚げたポテトと魚)パスタ、チキンナゲットなどでした。
当時のトマ子は超偏食だったし(今はマシになりましたがまだ偏食)
和食派だったので、保育園のランチはあまり食べずにいつもお腹を空かせて帰ってきていました。
そんな半年間の保育園の日々がながれ…保育園が最後の日、私はトマ子に
「今日で保育園は終わりやで。もうここに来るのは今日で最後やで。よう頑張ったね、トマ子。」
と言うと、
「え?ほんまに?うっそ〜!わぁ〜お!きゃぁ〜ん♡嬉しい〜♡ラッキーラッキーラッキー!
ありがとう〜ママ、ありがとう〜!トマ子、幸せ〜♡」
と、保育園最終日だけ笑顔で登園できました。
ガクッ。_(:3 」∠)_
そんなに嫌やったんやな~…。(涙)
トマ子にお友達なんてできるはずもなく、トマ子の保育園生活は幕を閉じました。
チャンチャン♬
果たして保育園に入れた意味はあったのだろうか…?
英語環境に慣れさせるために良かれと思って保育園に入れたが、トラウマになったのでは?
いや、意味のない事など何もない。
トマ子の中では確実に何か得るものはあったはずだ。
私と離れる時間を作ったことにも意味はある。
まぁ、週2だけだし、半年間弱だし、慣れろと言う方が無茶なのかも。
トマ子は特にシャイな性格だし!
などなど私が悶々としている間にも現地の幼稚園がいよいよスタートです。
オーストラリアの幼稚園が嫌い‼登園拒否の4歳娘に私が教えた3つの言葉。
幼稚園が始まる1週間前、私はトマ子に幼稚園の説明をしました。
(幼稚園が始まる前に面接がありましたのでどんなところかは知っていました。)
私 「今度からここの幼稚園にトマ子は通うんやで。トマ子の好きなお弁当持って、フルーツ持って、水筒持って♡楽しそうやん♡お友達もできるよ〜♪やった〜♪」
なんてテンション高めに楽しそうに伝えてみました。
トマ子 「ママもまめ子も一緒に?」
私 「いや、ママもまめ子も一緒には行かれへんけど、送るし、迎えに行くよ♡」
トマ子 「日本語喋れる人おる?」
私 「多分〜〜、おらへんかな?」(いや、絶対おらへんやん)
トマ子 「…。それやったらいかへん。」
私 「え?」
トマ子 「英語なんか大っ嫌いや!日本語がええ!もう保育園行ったやん!終わったやん!もう学校なんか大っ嫌いや!」
大猿再びです。
トマ子は、半年間の保育園生活でばっちり英語アレルギーand学校嫌いになってしまっていた。
いよいよ2月に入り、現地の幼稚園にいざ入学!
ちなみに私が驚いたのは、オーストラリアの幼稚園は入園式がなかったこと。
(小学校も中学もそもそもなんたら式がない。)
入学式の写真を撮る楽しみがないのは残念だが、服を新調する必要もないので楽。
初登園の日から、みんなまるで今まで通っていたのようにサラッと教室に入る。
(もちろん親子でドキドキしていはいるけども)
持ち物は、お弁当、フルーツ、水筒、ファイル。
(午前中にフルーツを食べる時間がある)
以上だ。
これが小学校に上がってもこれだけらしい。
学校で必要なものは事前に親が購入し、学校に引き渡し、先生が管理する。
登園手段は、家が近い人は歩いて登園する人もいるし、自転車、キックボード、たまにスケボーに乗り登園する人もいる。
カッコよし。
バスで来る人もいるが、大半は車で登園している。
うちも車で通っている。
さぁさぁ話がそれましたが、(また)
大猿化して暴れ狂うトマ子と、イヤイヤ期真っ最中のまめ子を私は死にものぐるいで車に押し込み、親子共々満身創痍で初登園☆
私も緊張しながら教室の前で初めて会う子供達と親にニコニコ笑顔でご挨拶。
コミュ障で人見知りの私にしてはかなり頑張った。
初めての教室に入り、トマ子と仲良く慣れそうな子はいないか私は終始キョロキョロしていた。
(トマ子と仲良くしてくれる子はいね~かぁ~…きょどきょど…)
挙動不審な親だと思われただろうか。
初日は30分間ほど親が教室にいることが許されていたのでほとんどの親が教室の中にいた。
とりあえず私はトマ子に
この3つの単語を教えていた。
これさえ言えればとりあえずはオッケーかな、と。
脱水症状回避‼
おもらし回避‼
痛いことを先生に伝える‼
とにかくこの3つかな?と思ったんです。
(結局のところ、この3つの単語をトマ子が先生に言えるまでに数か月を要したんですが。)
そして教室を去った。
もちろんトマ子は顔を真っ赤にしてボロボロと涙を流し、泣きわめき、私の足にしがみついた。
それを見たまめ子もつられ泣き。
カオスである。
親と離れるとき、大半の子が泣いていた。
「みんなそうだよね、不安だよね、」
と、みんな同じ気持ちなんだなって思うとホッしたし、切なくもなった。
「頑張れ子供達!」と、私は心の中でエールを送ったのだった。
私がトマ子を引き剥がそうとも、トマ子は相当な力で私の足にしがみついているし、何故かまめ子も私にしがみついている。
そんな私たち親子をみかねた先生がトマ子を私からベリっと引き剥がし、私は教師を後にしました。(やっぱり先生は慣れておられる)
家に向かう車の中で、私はトマ子の事で頭がいっぱいだった。
心配でたまらなかった。
内気で心配性でシャイな小さな娘にとっては幼稚園で午前8時半〜午後3時までの間、親と離れて過ごすことはかなり大きな試練だと思う。
ただ無邪気に、教室の中にある新しい遊具に目を輝かせて遊んだりはしないだろう。
知らない人だらけの所に、いきなりひとりで放り込まれてさぞ不安だろう。
しかも言葉がわからないのだ。
トイレに行くにしたって、
「トイレ」と、ただ一言発するだけでもかなりの勇気を要することでしょう。
先生が何を言っているか全くわからずに困り果てるのだろう。
日本語はばっちり喋られるのに、自分の言葉は誰も理解してもらえないのだ。
孤独!
大人の私でもそんなの嫌だ!
車を運転中にそんなことを考えていたら胸がいっぱいになり、私はシクシク泣いた。
まめ子は後部座席で引き続きギャンギャン泣いていた。
トマ子が幼稚園に行っている間に、まめ子と私はクッキーを作った。
トマ子が大好きなハート型のチョコレートクッキー。
トマ子が帰ってきたら喜んでくれますように。
今日という日が少しでも良い日になりますように。
と、願いを込めて。
トマ子をお迎えに行くと目がめちゃくちゃ腫れていた。
先生いわく、泣いたり泣き止んだりを繰り返していたらしい。
トマ子の大好きなものを詰め込んだお弁当もほぼ残していた。
そりゃ食べられへんよね。
私を見るなりトマ子は「もう幼稚園行きたくない」
と、小さな声でボソっと言った。
私はありったけの笑顔とできる限りの最上級の優しい声で
「トマ子、良く頑張ったなぁ!えらかったなぁ!トマ子凄い凄い!ほんまに良く頑張った!」
と、ギュ〜〜っと抱きしめた。
トマ子は笑わなかった。
お腹を空かせていたトマ子は家に帰ってからハートのチョコレートクッキーをたくさん食べた。
晩ご飯はトマ子の好きなハンバーグにした。
夜、眠りにつく前から「明日幼稚園行きたくない」とギャンギャン泣いてトマ子は眠ったのでした。
次回に続きます。
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はんなりぱろっと
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