登園拒否‼幼稚園も保育園も大嫌い‼解決方法は⁈親子で病んだ登園奮闘‐後編‐

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~ゆるっとサスティナブルな暮らし~

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オーストラリアと日本を行ったり来たりしている2児の母。

エッセイ漫画を描いたりタロット占いが趣味。

はんなりぱろっとの日々の徒然体験談記録です。

(詳しくは、はじめましてのご挨拶を読んで頂けたら幸いです。)

はじめましてのご挨拶

 

登園拒否‼幼稚園も保育園も大嫌い‼解決方法は⁈親子で病んだ登園奮闘‐前編‐

登園拒否‼幼稚園も保育園も大嫌い‼解決方法は⁈親子で病んだ登園奮闘‐中編‐

(こちらの記事の続きです↑↑)

登園拒否‼始まった新学年プリプライマリ(幼稚園年長さん)トマ子の反応

 

オーストラリアでは12月の中頃からクリスマスホリデーに入ります。(日本の夏休みのようなもの)

そして2月から新学年のスタートです。

 

クラスメイトや先生に支えられてなんとかキンディ(幼稚園年中さん)を終えたトマ子。

いよいよ新しい学年が始まりました。

トマ子を好いてくれていたEちゃんとクラスが離れてしまうという早速の悲劇

しかーし、担任の先生がこれまたかなりのトマ子の好みなのです!

若くて可愛くて優しそうな女性の先生♡(子供って若いお姉さん好きよね?)

しかも子供からも親からも人気絶大な先生らしく、私はひとまず安心しました。

プリプライマリ(幼稚園年長さん)の教室に向かう際、もちろんトマ子は安定の拒否。

大猿化しての抵抗。

その大猿を車に押し込み連れていく私。

変わらぬ登園風景…。

 

クラスメイトが変わり、先生が変わり、教室も変わったトマ子は案の定、

新学年1日目から大騒ぎの大泣きでございます。

 

安定の大猿化。

 

 

「あぁ、これがまた何ヶ月も続くのか…。」と初日から私はゲッソリしたのをよく覚えています。

しかし、あくまでも頑張るのはトマ子。

私はその頑張るトマ子を見守り支えるのが私の役割。

すぐに慣れることを焦ってはいけない。

気楽に気長に…。と私はその考えを強く心に持っていました。

また私まで病んでしまってはやべぇので。

 

トマ子が少しでも園生活が楽しくなるようにと、トマ子が好きなバックパック、水筒をフルーツやお弁当を持たせたのでした。(その効果はベリー薄かったよ☆)

 

そんなトマ子も少しずつ成長しました。

年長さんになってからはお弁当を残さず食べれるように。

さらには先生やお友達に「モーニン…。」「しーゆー…。」(see you)と小さい声ですがご挨拶ができるようになった‼

トマ子の成長に乾杯である。

泣けた。

 

しかーし、数週間経っても、トマ子の登園拒否は収まりを見せません。

私は気長に気長に、トマ子の口から「幼稚園楽しい♡」の、言葉を首を長くして待っているのでした。

毎日行く場所が楽しくないなんてハッピーじゃないやん?!

 

登園拒否の娘に転機⁈コロナウィルスの影響で休園‼︎ホームスクーリングにシフト。

 

なんやかんやで、だましだまし毎日トマ子を登園させていましたが、

新学年がスタートして数週間後、コロナウィルスの影響で自粛生活を政府から言い渡され、

そして学校全体が休学休園になりました。

このことを聞いて、不謹慎ながらトマ子と私は「よかった…。しばらく園に行かなくていいんや…。」と気が楽になったのでした。

とはいってもコロナウィルス感染はとても怖いのでお買い物も最小限にし、日々の生活にはかなり気を使っていました。

このコロナウィルス感染予防対策休園でトマ子に登園拒否への転機が訪れます。

 

さて。

休園になり、私達親子はかーなーり、ダラけた生活になってしまいました。

夜は10時ぐらいまでトマ子と起きていたり、朝は8時過ぎての起床。

だらだらして、ご飯を食べて、フワフワ〜っと子供と遊ぶ…、そしてテレビ…。

こんな生活が2週間程続きました。(←おい)

 

ホームスクーリングは?といいますと、

園から指定されたオンラインのカリキュラムが一向にアップデートされないのでそれを言い訳に何も勉強せず、ただただリラーックスとも言いますが、

ただダラけておりました。

そんな時、NHK番組でふとみた日本の子供達がめちゃくちゃ家で勉強を頑張る映像が流れたのです。

(オーストラリアでは1日に30分程度テレビでNHKが視聴できる時間があるよ)

 

それをみた私は、「このままじゃいかん!」と思い立ち、生活を正そうと1日の時間割をトマ子と共に作ったのです。

7時、起床

9時、勉強 (数字、ひらがな、歌の時間、クラフト)私は先生になりきるべし

11時半、一緒にランチを作る

12時半、ランチタイム

自由時間

運動

 

5時半、晩ご飯

7時、お風呂の時間

8時、絵本の時間

8時半、就寝

 

こんな具合です。

 

最初は良い感じに進んでたんです。

「あぁ、このままホームスクーリングが主流になった方がトマ子は幸せかも。」

「このまま学校いかなくても家でも勉強教えられるかも…。」

 

なーんて、感じていました、私。

 

でもですね、思い知ったんです私。

 

我が子に勉強を教えるのって

めちゃくちゃストレス溜まるって事。

 

先生ってすげぇな!

 

学校(園)ってすげぇな!

 

って。

 

私も最初はトマ子に優し〜く教えてあげれてたんです。

 

それがだんだんとトマ子が勉強に集中しなくなったり、覚えが悪かったり、イヤイヤ期のまめ子のグズグズに付き合いつつトマ子の勉強をみたりしてて…、

自粛生活で自由に外に出られないし、ストレスや目に見えないウィルスの恐怖、ママ友にも会えない…などでだんだんと私もイライラし始めて、

トマ子への教え方や言い方がキツくなっていきました。

(ごめんなさい。めっちゃ言い訳。)

 

子供達と家に引きこもるのつらぁー!

 

こう感じた親御さんも多いはず。

あの時はお疲れ様でした、本当に。

子供も親も頑張りましたよね。

 

トマ子とまめ子もケンカが増え、私もさらにイライラヒートアップ!

トマ子の勉強を見ている時間は「キェエエエー!」ってなってましたね。

あの時は完全にロッテンマイヤーさんが私に憑依してましたね。

 

そんなある日、いつもの様にひらがなを教えているときにトマ子がボソっと呟いたんです。

 

「ママ…トマ子、プリプライマリ(幼稚園年長さん)行きたいな。」

 

もうね、私ハッ!としました。

 

あんなに学校が嫌だ嫌だと言っていたトマ子が、今は行きたいだと!?

 

そんなに今の家の居心地が悪いんや…‼と。

 

トマ子初の「園に行きたい発言」は私を反省させました。

 

その日からはなるべく穏やかに自粛生活できるように心がけた私なのでした。

 

登園しなくちゃ罰金!?登園拒否だった娘が初めて言った「学校楽しい♡」

 

私の厳しい授業を受けていたハイジトマ子は自粛生活中にメキメキとひらがなを覚えていきました。

一緒にお料理したりお掃除をしたりと、家のお手伝いもできることが増えてとても良い時間だったと思います。

そしてようやく、学校が再開しました。

私達の住む地域は、

【学校は再開するが、子供をキンディ(年少さん)、プリプライマリ(年長さん)、1年生から6年生の学校に子供を連れて行くのかは、親の判断に任せる】

とのこと。

 

私達の心はざわざわ…。

夫と相談した結果、まだコロナウイルス が怖いので我が家はまだしばらく休園させることにしました。

 

しかしその1〜2週間後、オーストラリア政府から驚きの発表が。

来週から全ての子供を学校に(義務教育のみ)連れて行かなければ罰金が発生する。】と。

1000ドルぐらいやったかなー、

覚えてないけどかなりの高額。

 

何よいきなり!罰金とか嫌!しかも高額!でもコロナ感染も嫌!と、私は心を取り乱しましたが、

私もトマ子も自粛生活に疲れていたので登園させました。

 

トマ子も嫌々登園したのですが、お迎えに行ったらなんと、

トマ子が満面の笑みでこちらを見て手を振っているではありませんか!

何事っ!

トマ子は満面の笑みでこちらに駆け寄ってきてこう言ったんです。

 

「ママ♡♡今日ね、めっちゃくっちゃめっちゃくっちゃ楽しかったんやー♡」ってね。

ママは一生忘れないよ、君のその笑顔とその言葉。

その言葉とその笑顔をいつかみてみたいと…、ママは1年とちょっと待ちましたよ。

それを見られる日は、今日だったんだね、トマ子よ。(涙)

 

引きこもりの自粛生活中、母の厳しい学習生活にトマ子はうんざりしていたのだろう…。

 

あんなに嫌いやった学校という場所が、母との自粛生活より楽しかったのは複雑だが、トマ子よ、本当に本当良かった!

 

登園拒否の娘へ、解決方法⁈私が提案した有給制度の効果は⁉

 

久しぶりの登園後、とても楽しそうに帰ってきたトマ子でしたが、やはり毎日行くのは嫌らしい。

(えぇ~)

 

毎朝「行きたくないよ〜。あいたたた、お腹痛いかも…。」

などと小芝居をうったり、ゴネていたり泣いたりしていました。

 

「娘がこんなに毎日嫌々言って、毎日連れて行く必要はあるのか?

これから先、学校生活は長いぞ?10年以上続くぞ?

まだ始まったばかりの学校という社会の場にトラウマを作ってしまうのでは?

絶対に行かなくてはならない場所など無いのでは?

休ませる?

いや、でも休み癖がついても困るわー。」

 

なんてまたまた悶々とし始めた私は、

思い切ってプリプライマリ(幼稚園年長さん有給制度を設けました。(個人的、我が家のルール)

 

トマ子の通う園は10週間行ったらホリデーに入ります。

1学期が10週間あるんです。

その10週間のうちに10回休んで良いよとトマ子に言いました。

(体調不良などの欠席を含まない)

お弁当を作る前までに私に申し出ることをルールに。

 

「トマ子が休みたいなーと思うときにお休みしたら良いからね。」

と、トマ子に告げると、トマ子は大喜び♡

 

「ほんまー?やったー!♡えー、じゃぁ、明日休もっかなー?ニヤニヤ」

 

えぇ…早速お休みをしました。

 

トマ子が自らお休みを取った日は、午前中は少しお勉強して、それからはトマ子が楽しめることをしていました。

 

すると、どうでしょう?

 

有給制度を投入し、

しばらくするとトマ子がぐずらずに登園できるようになったではありませんか!

 

しかも、担任の先生からは、トマ子に笑顔が増えてお友達とも徐々に遊べるようになったと!

 

あらまぁ!あらまぁ!

なんて喜ばしいことでしょうか!

 

これまで私はトマ子をキチンと毎日登園させることに意味があると思っていました。

ずる休みなんて許さない‼

そのプレッシャーで私はトマ子を縛り付けていたのではないか?と、ここでもまた猛烈に反省したのでした。

「園に毎日行くほうが、慣れるのも早いはず!」

と、心底信じていましたが、

その【絶対に行かなくちゃ行けない圧】が、トマ子を苦しめていたのかもしれない。

(単純に自粛生活に飽きただけなのかも知れないが。)

 

なんにせよ、このコロナウイルス 自粛生活で私の考え方も変わる良いきっかけになったし、

トマ子もなんとなく園に慣れてきて楽しそうにしている様子なのでこの休園は親子共々良い機会でした。

ひらがなも覚えられたし♪

今現在もトマ子は「学校めんどくさい~、行きたくない~」って言う日もありますが、もう泣かないし、お友達にお手紙をもらったり、靴下を真っ黒にして「楽しかった♡」と元気いっぱいに帰ってきています♬

 

最後に…うちはうち‼よそはよそ‼個人差ってかなり大きいって話

 

英語がわからなくて、かなり内気でシャイガールなトマ子がオーストラリア現地の学校に「楽しい♡♡」と思えるまで1年半ほどかかりました。

(それまでにも私が知らないだけでトマ子が楽しかったことはあったかもしれませんが)

 

慣れると言っても、語学力はまだまだですが、笑顔や楽しいと言える日々が増えた様に思います。

現地学校の先生方からは「日本人夫婦の子供ならばまず、日本語をしっかりと教えてあげて下さい。日本語がしっかりしていれば英語はその上から積み上げられます。まずはベースをしっかり組み立てましょうね。英語は私達が指導しますから」と、なんとも心強いお言葉を頂きました。

それがバイリンガルになる良い方法らしいです。

 

トマ子が入園する前から私はとても心配していました。

「英語がわからないのに大丈夫かな。ちょっと過保護に育てたところもあるし、ひとりで大丈夫かな。

クラスに馴染めるかな。」

と。

これを日本人のママ友に相談すると決まって

「大丈夫大丈夫!子供の順応性は凄いから!ウチなんて2か月で慣れたよ?」

とか

「1週間で慣れたよ!」

「ウチは半年かかったかなー。」

と、わりと私のママ友のお子さんはオーストラリア現地の幼稚園に慣れるのが早かったみたいで、私もそんなもんなのかなーって思ってました。

 

しかし、ところがどっこい。

 

うちの子いつまで経っても慣れへんやん。

ママまで病んでもたやん。

親子でメンタル病んだやん。

 

ママ友は私を安心させるために言って下さったのかもしれませんが、

ママ友のお子さんがはやく慣れたからといって、ウチの子もはやく慣れるとは限らん!

 

うちはウチ、ヨソはヨソ‼︎

 

個人差ってほんまに大きい‼︎

 

よその子の体験談はあくまでもよその話。

「ああ、こういう子もいるんだなぁ〜」と、

ひとりの体験談として記憶しておく事とします。

そういう体験談を聞かせてもらえるのもまた貴重な事です♪

ママ友の体験談って、きっとまたいつか役に立ちますから話を聞くことはとても良い学びになります。

 

ただ今回、私はそのママ友の体験談によってちょっぴり心を乱しました。

 

トマ子がなかなか幼稚園に慣れないので私も凄く凄く心配で、日本に帰国しなくちゃと思い詰めていた時期にトマ子の先生に声をかけられたことがあるんです。

 

「私は30年間幼稚園の先生をしていてたくさんの子供を見てきました。その中で大抵の子は遅かれ早かれ園に馴染みます。でも極々少数だけれども、たまに【学校という場所】があわない子供もいました。幼稚園を辞めたり、親の出身の国へ帰る人もいました。でも私から見て、トマ子は大丈夫。絶対大丈夫。トマ子は他の子と比べると本当にゆっくりだけど、確実にトマ子は学習しています。シャイで内気な性格の子は大きなアクションはしないけれど、ジッとしている中で色々頭で考えたり周りを観察してるのよ。

トマ子は絶対に大丈夫よ。だからあなたは安心して私達に任せて頂戴ね。あなたはただ笑顔で見守っているだけでいいのよ。」

 

この様なことを言われました。

 

もう涙腺崩壊!

先生の前でボロボロ泣いちゃったわ!(先生も苦笑よね)

 

先生ったら、不安だらけだった私の心をまるっとあったかいお言葉で包み込んでくださるんですもの!

もう泣かせて( ;∀;)

 

と、ここまでがトマ子の登園拒否のお話でございました。

最後までお読み頂きまして、本当にありがとうございました。

 

もし同じように悩んでいる誰かの参考になればと思い、この記事を書かせて頂きました。

今の世の中、自分達次第でたくさんのオプションがあります。

思いつめず、思い込まず、ハッピーに柔軟に生きていきたいものですね♡

 

幼稚園や保育園…、これから先の学校生活が苦手なままだとしても…、

馴染めなくても…、

まずは、我が子が元気で生きている。

それだけで、これ以上ない幸せだという事をしっかりと心にとめておきたいと思います。

 

 

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